いつから塾に行くのか
中学受験をする場合に、まず悩むのが、「いつから進学塾に行くのか、どこに行くのか」でしょう。
一般的には、3年生の2月に新4年生として入塾しますが、最近はもっと早い時期から進学塾に行き始めるお子さんが増えています。公文やハナマルなども含めれば、更に多いですね。
長男は男子校トップ校の一つの合格しましたが、通塾は4年生の1月からです。つまり通常より1年遅かった。その時期、クラスで塾に行っていないのは、他に一人しかいませんでした。
当時は、親としてかなりあせりましたが、振り返ってみると、良いことも多かったのです。
- スタートが遅いため、皆に追いつこうとの意識が強く、常に緊張感をもって勉強することができた。
- スタート時点の成績が悪いだけに、成績が下がることがなく、モチベーションを維持できた。
- 期間が短いので、疲れたり、飽きることがなかった。
次男も、長男同様、遅めの通塾を考えています。それは、次のような理由もあります。
- 通塾時間や、子供に合った学習ができるという意味で、自宅学習の方が効率がよい。
- 4年生で塾に週2(〜3)日行くようになると、復習する日も必要だから、お稽古ごとを減らさなければならない。
それなら、最後まで自宅で勉強したら、と言われそうですね。たしかに、予習シリーズや通信教育もありますから、本当にやる気があるのであれば自宅学習も可能だと思います。けれども、普通の子供にとっては、受験生としての自覚を持つには、やはり受験生のグループの中にいることが大きな意味を持っているように思います。