塾に入る前にやっておきたいこと

塾に入る前にやっておきたいこと、と言えば、普通は、机に向かう習慣、ではないでしょうか。でも、うちでは、それはやっていません。無理やり机に向かわせても、勉強嫌いになるだけだと思うからです。次男について、やっているのは以下のようなことです。

  • 読書の習慣
  • 漢字の書き
  • 算数オリンピックへの参加
  • 史跡めぐり
  • 科学実験教室や自然観察会への参加

 

ちなみに、ここに書いたようなことは、長男の時にはやっていませんでした。長男は、もともと中学受験をさせるつもりもなかったのです。小学3年生の時にたまたま算数の応用問題を少しやらせてみたらよくできるので、算数に向いていることに気づいて、少しずつ受験を考えるようになったという経緯があります。

文系のお子さんは、難しい本を読んだり、上手な作文を書いたりして、能力が高いことに周りも早く気づきますが、理系のお子さんは、気付きにくいと思います。理系でも、計算や論理的思考力に強いタイプと、図形に強いタイプがありますが、後者はさらに気づきにくい。学校のテストで、図形の問題はほとんどでませんし、そもそも、低学年の頃の算数は易しいので、できるのかできないのか、よくわからないのです。

長男は、図形タイプで、国語が苦手なので、簡単に言うとレゴブロックは上手だけど「勉強ができない子」でした。そういう子どもは、何かのきっかけがないと、能力に気づかず大きくなってしまいがちので、中学受験があって良かった、ということになります。