漢字の勉強

小学校の勉強で、唯一自宅学習が必須なのが、漢字の書きだと思います。本を読む子は、「読み」はいくらでもできたりしますが、「書き」は練習しないと、できるようにならない。学校でも、漢字テストはするけれども、覚えるのは宿題任せだったりします。

個人的には、漢字は読めれば良いのではないかと思っているのですが、受験を考えると漢字の「書き」にそれなりの労力を費やす必要がある。漢字の書きの練習時間を作り出すために、お稽古ごとをやめたりするのは馬鹿らしいので、早めにやっておいた方がいいように思います。

漢字学習のコツは、一字ずつ覚えるのではなく、1学年分の全漢字を次の順番で学習しています。

  • すべて読めるようにする。
  • すべて書き順どおりに書けるようにする。
  • すべて、訓読みで書けるようにする。
  • すべて、音読みでも(熟語)でも書けるようにする。

ある程度、短期間に繰り返した方がいいので、漢字検定に合わせて3ヶ月程度で覚えてしまいます。一日4文字ずつ、2分程度の勉強です。もちろん、忘れるのだけど、だらだらやり続けるのは、子供にとってもストレスになるし、学校や塾でも繰り返すのだから、ざっとで良いのです。一度覚えたものを思い出すのは、初めて覚えるより、ずっと楽です。

ちなみに、長男も次男も、小学校入学時に、平仮名すらろくに書けませんでした。そういう子はクラスで1〜2名です。書く練習が嫌いだったのです。次男はカルタが得意なのですが、百人一首を練習したら、漢字を覚えるのも得意になり、あっという間にかなり上の学年の漢字も書けるようになりました。

今は、3歳から文字の練習をさせる場合が多いけど、必須ということはないように思います。次男の小学校が宿題を一切出さない、というのも、非常にありがたいことです。